イチジクのお話し  ●小さなケーキのページに戻る


 
 
   漢字では「無花果」書くイチジクですが 実と思われている部分は花で 世界各地で古くから栽培されています。
 紀元前2000年以上前からとも言われ アダムとイブが葉っぱを腰に当てて 裸を隠したことは有名です。
 実は80gくらいで赤みをおびていて たくさん生ることから 「生命の木」、「知恵の木」とされていました。

 アラビア地方原産の果実ですが 日本には江戸時代初期の長崎に入ってきたと言われています。
 名前の由来は、一日に一つずつ熟すことから「一熟」がなまって「イチジク」となった説と
 中国名の「インジェクフォ」から由来した説とがあるそうです。

 また、日本では薬の木といわれ
ウメやビワとともに家の庭先に、よく植えられていました。 
 実際イチジクには、たんぱく質分解酵素やペクチンという水溶性の食物繊維が豊富に含まれていて
 腸の動きを活発にしてくれます。

 お菓子に使う場合は、赤ワインとの相性がよく ポシェ(煮る)してから使うとより味わい深い物となります。
 
 

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