エキス  
  (←オランダ extract)抽出したもの。物事の本質。精髄。薬や食物の有効成分を濃縮したもの。
エギュイエット ドランジュ  
仏 aiguillette d'orange 一口チョコレート菓子。オレンジピールを細切りし、一晩放置して乾燥させ、細かく刻んで焼いた
アーモンド入りのチョコレートでコーティングする。エギュイエットは「飾り紐」「細切りしたもの」の意。
エクレア  
仏 eclair 英 eclair フランス菓子。エクレールとも表記するが、一般的にエクレアと呼ぶことが多い。
フランス語の発音は、エクレールとエクレアの間くらいにあたる。英語では、エイクレアのほうが、言語の発音に近い。
シュー生地を、直径1pくらいの口金で細長く絞って(10cmくらい)焼き、中にカスタードクリームや
チョコレートクリームを詰め、表面にフォンダンやチョコレートをかけたもの。
フィリングには、コーヒー風味のカスタードクリーム、ホイップドクリーム、マロンクリームを用いることもある。
エクレアは「イナズマ」を意味し、ドイツでもブリッツ(イナズマ)クーヘンと呼ばれている。
由来は、@焼き上げたシューの表面に走る亀裂をいなずまに見立てたとする説や、
Aいなずまのように素早く食べないと中のクリームがこぼれてしまうことからこの名がつけられたとする説がある。
エクレール  
仏 eclair エクレアとも表記する。
エコルス  
仏 ecorce @(果物の)表皮、果皮。A樹皮。
エショデ、エショーデ  
仏 echaude 粉生地を1度ゆでてから、オーブンで乾かした堅い菓子。
19世紀までフランスではポピュラーだった。エショデの原義は「熱湯で洗った、熱湯に通した」。
エスプレッソ  
伊 espresso @コーヒー抽出機の一種。ろ過器の中の強く炒ったコーヒーの粉に蒸気を噴出して膨張させ、
そこへ熱湯を蒸気圧で一気に通過させて瞬間的に濃厚なコーヒーを抽出する器具。エスプレッソは「速い」の意。
Aカフェ・エスプウレッソのこと。@の器具を使って抽出したコクのあるコーヒーで、表面が泡立っている。
エッセンス  
英 essence 着香料の一つ。植物から抽出した天然のものと、香りを科学的に作り出した合成のものがある。
水溶性のものは揮発性があり、高温で加熱すると香りがとんでしまう。油性(〜オイル)のものは加熱しても香りがとびにくい。

仏 エサンス essence 独 Essenz 伊 エッセンツァ essenza
エディブル フラワー  
英 edible flower 食べられる花。エディブルは「食用の」の意。アメリカ西海岸から出てきたもので、自然食ブームの一つ。
食用として改良された無農薬栽培の花のこと。日本には昭和63年(1988)に紹介された。
食用花としては、バラ、カーネーション、ハイビスカス、マリーゴールドなど、数十種が利用されている。
ゼリーの中に花を塗り込めた菓子のほか、サラダ、メインディッシュの飾り付け、天ぷらなどにも用いられる。
エバーポレート ミルク  
英 evapolated milk 濃縮ミルク。煮詰めたミルク。無糖煉乳。エバーポレートは「蒸発させる」の意。エバミルク。
エバ ミルク  
英 eva.milk 牛乳を濃縮して、缶詰めやビン詰めにした無糖のミルク。エバはエバーポートレートの略。
エバーポートミルク。砂糖を加えたものはコンデンスミルクと言う。
エピ  
仏 epi 原義は(麦などの)穂。@表面に麦の穂を彫ったプティフール。A麦の穂の形に作ったフランスパン。
エピファニー  
仏 Epiphanie 1月6日、キリスト教の祝日。御公現、公現祭、主顕節、王の日(ジュール・デ・ロア Jour des Rois)ともいわれる。
東方の3王(博士)の来訪によって、キリストが神の子として公に現れた(主が顕れた)ことを記念する日。
この日、家庭では、ガレット・デ・ロアを食べて楽しむ。→ガレット・デ・ロア
エリーゼンレープクーヘン  
独 Elisenlebkuchen レープクーヘンの代表的なもので、蜂蜜を使わず、オブラートかワッフル型の上に種を絞って焼成する。
生地はアーモンドかヘーゼルナッツが25%以上、小麦粉が10%以下でなければならない。
ドイツの全体のクリスマス菓子で、ニュールンベルクの名物菓子。
エルドベア ザーネトルテ  
独 Erdbeer Sahnetorne ドイツ、オーストリアの菓子。いちごとザーネクリームで作ったトルテ。ショートケーキに似ている。
エルトベーレ  
独 Erdbeere いちご。
エンガディーナ、エンガディーナー  
独 Engadiner →エンガディーナー・ヌストルテ
エンガディーナー ヌストルテ  
独 Engadiner Nusstorte スイスのエンガディーン地方のくるみの名物菓子。エンガディーン地方は、良質なくるみの産地として名高い。
くるみをキャラメルで煮詰め、バタータイク(バター分の多いビスケット)生地で包み、
焼き上げたもの。ヌス(独 NuB)は、「くるみ、堅果」の意。
エングリッシャー フルフツクーヘン  
独 Englischer Fruchtkuchen イギリス風フルーツケーキ。アーモンド、レーズン、オレンジピール、レモンピール、
ドレンドチェリー等を混ぜて作るバターケーキ。
エングリッシャーは「イギリス風の」、フルフト(独 Frucht)は「フルーツ、果実、木の実」の意。
エングリッシャー
ホッハツァイツクーヘン
 
独 Englischer Hochzeitskuchen イギリス風ウェディングケーキ。フルーツケーキにラム酒を染み込ませ、ダマンド生地を被せて、
階段状に積み、グラスロワイヤルを塗って、デコレしたもの。
エングリッシャーは「イギリス風の」、ホッハツァイト(独 Hochzeit)は「結婚式」の意。

http://www.la-fontaine.co.jp
Copyright(c)Depuis2000 Fontaine S・A  All rights reserved.