ポアール  
仏 poire ポワールとも表記する。洋梨。英語でペア。
ホイップ  
英 whip 打つ、かき立てること。卵やクリーム類を泡立てる時「ホイップする」という。
空気が細かい泡で抱き込まれ、食感は軽くなる場合が多い。英語の発音はウィップであり、ホイップは日本的発音。
仏 フエテ fouetter
ホイップクリーム  
  (←英 whipped cream)ホイップド(ウィップド)・クリー ムが、呼びやすく日本語化されたもの。
クリームをかき立てたもの。
ホイロしつ 焙炉室  
  焙炉室一般的にホイロ室と表記するか、単にホイロという場合が多い。
温度(30〜40℃くらい)と湿度の調整ができる保温車。パンの生地を成形したあと、
焼成前に発酵させる(二次発酵)ために入れる場所。
ボーメ  
仏 baume @液体の温度を測る単位。略字Be。濃度が高くなるほど、度数の数値が高くなる。
「ポーメ何度の糖液」という。この測定法の発明者、フランスの薬剤師・化学者
アントワーヌ・ポーメ(Antoine Baume 1728〜1804)に由来。Aポーメ比重計。
ほけいせい 保形性  
  作り上げた形状を保つ性質。「保形性がいい」などという。
ほすいせい 保水性  
  水分を保つ性質。お菓子などを作った時の水分の滅り方が多いものは、「保水性が悪い」という。
ボックス ケーキ  
英 box cake 箱形、直方体のケーキ。
ホット チョコレート  
英 hot chocolate チョコレートを削って作るドリンク。
ポム、ポンム  
仏 pomme リンゴ。リンゴのような球形。
ポム ド テール  
仏 pomme de terre ジャガイモのこと。ポムはリンゴであるが、この場合「リンゴのような球形」の意で、テールは「土」、
直訳すると「土(でできているように見える)の球」を意味する。形状が似ているところからつけられた名前。
ラム酒を染み込ませたケーキクラムなどを丸め、ココアで着色したマジパンで包んだうえにココアをふりかけ、
松の実を刺すと、芽が出たジャガイモそっくりになる。
ホワイト チョコレート  
英 white chocolate チョコレートの色を作っているカカオマスをそのまま使わず、カカオマスからカカオバター(乳白色)だけを
取り出して作った白いチョコレート。
ホワイト デー  
英 white day 3月14日。2月14日に聖バレンティヌスが殉教して1カ月後、男女が永遠の愛を誓い合ったという故事に由来する。
バレンタインデーに女性からチョコレートなどのプレゼントをもらった男性が、その女性にお返しするというもの。
この日をホワイトデーと名付けイベントを仕掛けたのは、福岡市の和葉子メーカー石村萬盛堂の石村社長といわれている。
昭和52年(1977)に地元百貨店の岩田屋と「お返しにはマシュマロ」というキャンペーンを実施。
昭和55年(1980)には、全国飴菓子工業協同組合が「キャンディー」を大々的にPR、
後、チョコレート業界(ホワイトチョコ)、クッキー業界なども参入し、広まっていった。→バレンタインデー
ポワソン ダブリル  
仏 poisson d'avril エイプリルフール(4月バカ)と、この時に売られる魚をかたどった菓子のこと。ポワッソン・ダブリルとも表記される。
ポワソンは「魚」、アブリル(仏 avril)は「4月」、つまり「4月の魚」を意味する。ここでいう魚は、4
月に大量にとれる「さば(マクロー 仏 maquereau)」を指すが、
@マクローの語源には人をだましたり誘惑したりする意味があるから、という説と
Aさばは誰にでも釣られるバカな魚だから、とする説がある。
またB4月は、 太陽が黄道十二宮のうちの双魚宮を出る月であることからきたという解釈もあるようだ。
4月1日、これにちなんで菓子店では、魚をかたどったパイ、チョコレート、イースト菓子、バターケーキなどのお菓子が作られ、
レストランでは、魚のパイ包みなどの料理が供される。これらも総称して、行事名と同じポワソンダブリルと呼んでいる。
4月1日は、「4月バカの日(エイプリル・フールズ・デイ 英 April Fool's Day)」、
または「万愚節(オール・フールズ・デイ 英 All Fool's Day)」で、フランスのポアソンダプリルも同様、
罪のない軽いウソをついて他人をかついだりする風習がある。この由来も諸説がある。
@昔イースターで演じられた奇跡劇(ミラクル・プレイ 英 Miracle play)の中で、キリストが処刑された日が4月1日であり、
この事実を狂言的に記念するのがエイプリル・フーリング(英 April Fooling)である。
Aノアの箱船から、洪水が引かないうちに鳩を放ったのが4月1日。ノアとその救いを永久に記念するため、
ノアが不幸の鳩を窓から放ったように、無駄な使い(ブーツウレス・エランド 英 bootless errand)を出す風習が
できたことからきた…など。他にもたくさんの由来説がある。
ボン-ヌフ  
仏 font-neuf シュー菓子の一種。パイ生地で作った小さな器に、シュー種とカスタードクリームを混ぜたものを絞り、
細く切ったパイ生地を十文字にかけて焼き上げた小型菓子。粉糖とあんずジャム、またはすぐりのゼリ一で上面を飾る。
ポンは橋、ヌフは新しいの意。名前の由来は、十文宇にかけたパイ生地を、
セーヌ川のシテ島にかかる同名の橋に見立てたものだといわれる。
ボンブ がた ボンブ型  
  (←仏 bombe)砲弾の形の型。
ボンブ グラッセ  
仏 bombes glacees 砲弾型のアイスクリームで、中に何種類かのパルフェやムースが入っていることが多い。ボンブは砲弾の意。
ボンブ ディプロマット  
仏 mombe diplomate 外型にバニラアイスクリーム、内側に砂糖漬け果実を入れたボンブ生地を詰めたボンブ・グラッセ。
ボンボン  
仏 bonbon,英 bonbon 糖果。砂糖、チョコレートなどで、ブランデー、ウイスキー、果実などを包んだ菓子。→コンフィズリー、スイーツ、ウイスキ一・ボンポン

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