みずだね 水種  
  小麦粉を用いて、流れるように緩く作った種のことをいう。
ラング・ド・シャ、シガレットなどの薄く焼き上げるクッキー類やクレープなどの種が、これにあたる。
みつろう 蜜蝋  
  蜜蜂から分泌され、蜜蜂の巣の主成分になっている蝋。巣を加 熱圧搾してとりだす。
主成分はバルミチン酸ミリシルなどのエステル。艶出し剤や化粧品などの原料とする。
ミモザ  
英 mimosa 豆科のアカシアの一種。羽状複葉で淡黄色小球形の花をつける。
この黄色い花の砂糖漬けしたものを、ケーキの飾りに使う。
ミラベル  
英 mirabelle 果実は、梅よりひとまわり小さい。黄色く熟すが、熟しすぎないうちにとり、
種を抜いてシロップ漬けなどにして使われる。
ミル クレープ  
仏 mille crepe 間にクリームやフルーツを入れるなどして、クレープをたくさん積み重ねたデザート菓子。
ミルは「千の、数多くの」の意。
ミルティーユ  
仏 myrtille ブルーベリーのこと。
ミル−フィーユ、
ミル−フイユ
 
仏 mille-feuille 通常3枚のフイユタージュ(パイ生地)に、クレーム・パティシエール(カスタードクリーム)をサンドし、
上面に粉糖またはフォンダンをかけたもの。ミルは「千の、(干というほど)数多くの」、
フイユは「葉、紙片、(一枚の)紙」であり、ミルフイユは「たくさん重なった紙」の意になる。
パイを折るので小麦粉とバターが層状になり、生地を焼くとバターが溶けて幾重にも薄い層が
重って見える状態になることをたとえたもの。「イ」が小さいミルフィーユは日本での通称。
ミルフーイユともいう。→折りパイ
美食家で奇人のグリモ(1758〜1838 バルタザール・グリモ・ド・ラ,レニエール)がミルフイユのことを
「天才によって作られ、最も器用な手によってこねられたものに違いない」と言ったと伝えられている。
ミル−フィーユ ジュレ  
仏 mille-feuille gelee 薄く延ばしたパイを焼き、ホイップクリームをはさんで、重ね合わせたもの。冷やして食べる。
ミント  
英 mint ハーブの一種で、セイヨウハッカ。ペパーミントの略称。日本産の薄荷(はっか)と同属で、
はっかに似た欧州産植物。日本のはっかより苦みが少なく、芳香が強いため、菓子などに用いられる。
また、生の葉は、デザートの飾りにも使われる。→はっか、ペパーミント

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