ながしもの 流し物  
  物寄せ物と同じ。材料を容器や枠に流し入れ、主として寒天で固めたもの。
羊羹、錦玉羹などをいう。
なかだねほう
中種法
 
  中種生地法ともいう。イースト生地を作るとき、イーストまたはイーストの一部と、
使う小麦粉の一部を混ぜて発酵生地を作る。この種を他の材料と合わせて生地を作る方法。
イーストが活動しやすく、またイーストが古くて使えない場合も、全部の材料を無駄にしないですむ。
ナタ デ ココ  
スペイン nata de coco フィリピンのデザート。フルーツカクテルなどの素材として使われることが多い。
乳白色で、食感は独特な弾力があり、ややライチに似た風味。ココナツジュースと砂糖の液に、
酢酸菌を加えて発酵させると、液の表面が2cmくらいの厚みで、皮状に固まってできるもの。
食物繊維を含む。サイコロ状にカットして用いるのが一般的。ナタは(ミルクなど)液体の上面に膜状にできる上皮、
ココはココナッツのこと。フィリピンでは、ハロハロなどにして食べる。
ナチュラル チーズ  
英 natural cheese 熟成の終わった自然のままのチーズのこと。プロセスチーズは、これを加王したもの。
あっさりした味の硬質チーズ(チェダー、エダム、ゴーダ、パルメザン、エメンタールなど)、
味にコクのある軟質チーズ(カマンベール、カッテージ、クリームなど)、
中間の半硬質チーズ(ロックフォール。ゴルゴンゾラなど)がある。
ナッツ  
英 nut 木の実。栗、くるみなどの堅果のこと。日本では、複数形nutsの発音だけが使われている。
ナッペ  
仏 napper ナペともいう。@ク土ム、チョコレート、ゼリー、ソースなどを菓子の表面全体にかけること。
Aナパージュ、ゼリー、ジャムなどを塗りつけること。B卵黄、砂糖、牛乳を、沸騰させずに加熱し、
木杓子の上に筋が引けるまで(85℃)煮詰めること。
ナツメグ  
英 nutmeg モルッカ群島原産、ナッメグの樹の種子。スパィスの一種で、粉末、種状の2種がある。種状のものは、
すりおろして使う。にくずく。仏語でミュスカド(仏 muscade)。にくずくの皮は、英語でメイス(mace)といい、香料になる。
ナパージュ  
仏 nappage 菓子に艶をつけたり、空気に触れるのを防ぐために塗る素材。あんずなどのジャムを裏漉ししたものや、
すぐりなどのゼリーに、ゲル化剤(ペクチンなど)を加えたもの。英語のグレイズにあたる。
ナプロン  
仏 napperon ナプキン。
なまクリーム
生クリーム
 
  フレッシュ・クリーム(英 fresh cream)。牛乳から分離した脂肪分で、純粋な乳脂肪で作られているもののこと。
牛乳を遠心分離器にかけると、乳脂肪と脱脂乳に分離するが、
この乳脂肪分を18%以上含んでいるものを生クリームという。
日本では、昭和20年代後半から、生クリームの生産が始まったといわれている。→クリーム

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