マドレーヌのお話し  もとのページに戻るにはこのページを閉じてください。
 
   
  「マドレーヌ」というと貝殻の型(シェル型)で焼いたお菓子で日本でも有名です。
 このお菓子の由来には いろいろな諸説があります。

 その中の一つですが コメルシーと呼ばれるフランスのロレーヌ地方にある町では
 このよえなお話が伝わっています・・・

  この地方は18世紀の頃、ポーランド王スタニスラス・レクチンスキーが治めていたそうです。
 ある日彼がコメルシーで催したパーティーで デザートの担当者がシェフが喧嘩をして
 帰ってしまいました。

 困った彼は手伝いの娘にお菓子を作らせたところ 彼女はしっとりとして
 黄金色の焼き菓子を作り上げました。

 そうです、彼女の名前が「マドレーヌ」だったのです。
 このお菓子が気に入ったレクチンスキーは、ルイ15世に嫁いでいた娘にこの「マドレーヌ」を送りました。
 このために「マドレーヌ」はヴェルサイユやパリでも評判になりました。
 「マドレーヌ」を「マドレーヌ・ド・コメルシー」と呼ぶのは こんな由来があるためです。


  またシェル型で焼くのは巡礼者が、  ホタテガイの貝殻を携帯用の食器として
 持ち歩いた風習からきています。

 香り高いマドレーヌは、フランス語で 「さめざめと泣く」という意味も持っているんですよ。


 当店の「マドレーヌ」は醗酵バターがレシピ総量の1/3も入っています。

 そのためコクがありしっとりと焼き上がっています。どうぞお試し下さい!


                              http://www.la-fontaine.co.jp
                       Copyright(c)Depuis2000 Fontaine S・A  All rights reserved.