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パリの最新情報をお伝えします。numero 06

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オデオンから近い”マルシェ ドゥ ビュシー”は、いわゆる 商店街です。
そのなかでも健在なのが、この道50年にもなるという屋台の花屋、マルセル!です。

01/02/18に撮影
  


今年の冬はかなり暖冬で過ごしやすいとはいえ、
やっぱり日によっては寒い日もあります。
風がとても冷たかったのですが、青空の広がるよい
お天気だったので、ラスパイユ通りの自然食品市
(マルシェ ドゥ ビオ)に行って来ました。
フランスでは狂牛病騒ぎいらい食品への感心が
かなり高まっています。
以前は値段的にも割高なので敬遠されがちで、
一部の健康に関心のある人か、またはスノッブな
人のみに限られていましたが、今ではスーパーでも
自然食専門コーナーが設けられているほか、パリ市内の
自然食品のマルシェも新たにいくつか開設されました。
ラスパイユ通りのマルシェ(自然食は日曜の朝のみ)は、
パリ市内でも最も規模も大きく、老舗?的な存在です。
野菜はもちろん、肉、魚、チーズ。。。乾物類から、石鹸、
衣類にいたるまで、”体に優しい”ものが集められています。
味噌とかごま塩、わかめまで。。。日本食はやっぱり健康食
なんですね。 
  
      ここの市は、他の自然食品市と比べても、少々高いのが
たまに傷ですが、歌手や俳優などの有名人も買いに来り
しているので、なにはともあれ観光がてら
一度は訪れてみるのもよいのではないでしょうか。
日本のお好み焼き?的な立ち食いスタンドもあります。


オルセイ美術館に勤めるキャロリーヌは
大事な友人の一人です。
日曜の昼食を彼女の家でご馳走になった後は
(すみません、写真撮り忘れました)、
チュイルリー公園まで散歩に行きました。


小さく写っているのが、写真嫌いのキャロリーヌと
愛犬へグリスです。
フランス人って本当に、散歩とか外のベンチで
寛ぐことの好きな人種のようです。
かなり風の冷たい日だったと言うのに、
公園内は大賑わいでした。
寒がりの私と風邪気味のキャロリーヌは
さっさと退散しましたけど。
オデオンから近い”マルシェ ドゥ ビュシー”は
いわゆる、商店街です。
最近観光地化してきて、昔ながらの総菜屋や、
菓子屋などが、ブティックや、軽食のスタンド等に変わって
しまったのはちょっと寂しいことです。
そのなかでも健在なのが、この道50年にもなるという
屋台の花屋、マルセル!です。
大きな花屋の真横で商売しているにもかかわらず、
気に入らないお客には返事もしないという
あいそのわるさにもかかわらず、常連のお客さんが
ひきもきらずで花を買っていきます。
それもそのはず、パリ中どこを探したって彼の花ほど
高品質で良心的なお値段は見つけられないですもの。
ランジスの中央市場で毎朝花を仕入れている
マルセルの眼は真剣そのもの。 
おまけにこの道50年の経験と
買い入れルートでの人脈は他の追随をゆるしません。
70才を過ぎる彼の口癖は、もうそろそろ隠居生活を。。。
でもその言葉もうかなり前から聴いているんだけど。。。
まだまだ元気で、パリの古き良き時代の
面影を伝えていってもらいたいものです。

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