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例えば当時の鉄筋の部分は、うぐいす色に彩色され、新しく補修されている
ところと区別してあったり、天井にあるバラのモチーフはなんと
944個もあり、裏は音を吸収させるための大小異なる箱を4つづつつけてあるそう。
コンクールで勝ち残った再生のための建築案は、一番若手のグループによるもの。
イタリア人女性建築家の案も随所にとり入れられています。
美術館の屋根の下、立ち入り禁止区域に入った時は、
さすがにフランス人参加者も興奮模様。
火災時に天井の窓ガラスが自動的に開く仕組み等を熱心に
クリスチャンさん(テクニック部門の責任者)から聞いていました。 |
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この日キャロリンヌはパートナーをかえて4回もガイド。
疲れているにもかかわらず熱心に説明してくれる姿に、
彼女の美術館への想いが参加者にも伝わったよう。
それもそのはず、彼女は工事当初の1978年からオルセー美術館に勤務。
日本で大々的なフランスの美術館(オルセーだけに限らず)の展示会がある時は、
必ず責任者の一人として来日するくらい重要な立場の人なのです。
でもとっても気さくな人柄で、皆から慕われています。
彼女とのお付き合いは、私が一番はじめに旅行でフランスに来た13年前から。
偶然出席した展示会のオープニングパーティーで、ぼ〜っとしていた私を、フラン
ス人のおじさんが彼等のテーブルに呼んでくれたのですが、そこにいたのが
キャロリンヌ。
英語もろくに話せない私と、身振り手振りで会話して、
なんと自宅の夕飯にまで招待してくれたのでした。
緊張のあまり、(少量!の)ワインを飲んで酔っ払って、
ソファーで犬と一緒に寝ていたのを、今でも笑い話にされます…。
なんという失態!!! 若かったのですね。 |
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以来、まだ私が日本にいる時は、来日したキャロリンヌに東京を案内したり…、
ノルマンディーにある彼女の家に遊びに行ったりしています。 |
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ついでにちょっと宣伝!
6月にキャロリンヌの別荘のあるノルマンデイーの村’ヴァロンジュヴィル’へ
行って、お花の講習会をするというツアーを企画しています。
素敵な庭園を訪ねたり、かの地ならではの海岸絶壁を散歩したり…。
近くの港町で、活気溢れる朝市も見学しようと思っています。
食事は、もちろん海の幸を使ったお勧めをメインに、キャロリンヌの家で
180度の海を眺めながらのアペリティフも!
普通のツアー、個人旅行でもなかなか行く事のできない場所で、フランスならでは
の週末の過ごし方が満喫できます!!!
興味のある方は、お早めにご連絡下さい。lieu-dit@net1.kdd.fr
…と、かなりわき道にそれてしまったのですが、オルセー美術館の話し。
2時間くらいのガイドの最後は、館内でもっとも華麗なダンスホールでお開き。
皆、大満足で、キャロリンヌも嬉しそう。
この後、美術館から徒歩5分の彼女の家に行って、
だんなさんのギィと一緒に遅い夕飯を食べたのでした。 |
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ちなみは、ヴァロンジュヴィルの家にて食事するキャロリンヌとギィ。
庭から海を眺める愛犬へグリス。 |
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