しかし横浜は近くとも泉区には縁がなく、これまで食す機会はありませんでした。 しかし、たまたまラ・フォンティーヌさんのホームページ(以下、HP)を7月に拝見し、 「絹れあちーず」が当月のプレゼントになっているのを見て迷わずに、でも期待せずに応募しました。 そしてまさかの当選通知。しかもシェフから深夜に当選メールが送られてきて2度ビックリ。 冷凍で届いたケーキを解凍して食べるということが初めてのことで、少々不安でしたが、その爽やかな口当たりと、 「しっとり」を超えてムースかと思わせるような滑らかさは「絹」の表現がピッタリ。 ベリーのアクセントも楽しいのですが、ベリーがなくても生地だけで十二分に満足できるケーキでした。 食後感も、もたれることはまったくなく、食べ応えがありつつも、口あたり同様スッキリと収まりました。 そして、少し本題と外れてすみません。長いですし、不快と思われる文章かもしれませんので、その際はお見捨ておきを! 私は、仕事でウェブサイトのシステム、携帯キャリア公式コンテンツなどを扱っているのですが、 ラ・フォンティーヌさんのHPは、素晴らしいと素直に感動しました。 多分、同業の方ならご理解頂けると思いますが、大変失礼な言い方をすると「こうするべき」と言われる常道から外れているHPです。 ダメ出しはかなりできると思います。でも、これはあくまで技術的な話だけです。本当に失礼な言い方でごめんなさい! (口幅ったいようですが、簡単な例だと、私は何回もHPを拝見しているのですが、いまだに迷子になりますし、ページタイトルなど)。 では、なにが素晴らしいのかということですが、「シェフのお菓子とスタッフに対する愛情」が これほどストレートに伝わってくるケーキ店のHPを私は見たことがありません。 仕事でも、パティスリーやレストランのホームページ作りに幾度と関わったことがあり、 そこそこのアクセス、名前があるケーキ店のHP、洋菓子に関するHPは、かたっぱしから調査したことがあります。 また、最近では殆ど趣味ですが、ケーキ店のHPをよく巡回しているので、自信を持って断言できます。 ネット通販があたり前の時代になり、洋菓子の通販も珍しくなくなった昨今、また一時期のパティシエブームから続く“スイーツ”ブームの中、 商品のキャッチやシェフの経歴だけを過大に喧伝するHP。また、更新の楽なブログの普及により、ブログタイプのHP、 またそれを援用したCMSで、デザイン的には小奇麗で“それなり”に見えるけれど、 やはり“それなり”にしか情報が伝わらないホームページが本当に多いです。 一番大事なのは「何を伝えたいか」という、情報発信主の考えが言葉はもちろん、HP作りに見えることです。 その点、HP作成の技術的には多少物足りないところがあっても、それを補って余りある魅力がラ・フォンティーヌさんのHPにはあると思います。 HPを巡っているだけで、お店の暖かく楽しげな雰囲気と、菓子作りへの真摯な姿勢、そしてシェフとスタッフの人柄が伝わってきます。 それでも、ざっとトップページだけをみても更新頻度がとてつもなく多いのは感じれますし、 掲示板のレスやメールへの返事を逐一行なうことは、言葉で説明するより、ずっと大変なことです。 これを継続して行なってきているのは本当に素晴らしいことなので、是非このまま、今のスタイルで続けて欲しいと思います。 駄文の上に、長文となりまして、また聞き苦しい文を書いてしまい申し訳ございません。 最後に、お誕生日おめでとうございます。本当においしいケーキを有難うございました。 また、素敵なケーキ作り・HP作りをこれからも応援しています。 |
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