ペクチンとは、果物や野菜等の植物に含まれている物質で ゲル化(固める)作用があり
特に柑橘類の果肉に多く含まれています。
果物に含まれるペクチンは、未熟な果実や必要以上に熟しすぎた果実では
能力が失われています。その為市販のペクチンを加えてジャムを作ります。
条件がよければ必要ありませんので加減してください。
またペクチンには、ジャムに使うH.M(ハイメトキシ)ペクチンと牛乳等を利用して
固めてデザート、ケーキの上掛けになるL.M(ローメトキシ)ペクチンがあります。 |
|
かぼちゃとアンズのジャム
かぼちゃ 100g
(事前に電子レンジでチンして裏ごしおきます)
あんず 100g
グラニュー糖 100g
水 少々
ペクチン 4g
デコポン 20g
バニラ 少々 |
|
■FMヨコハマでご紹介したジャムは、こちらです。
トマトとレモンのジャム
トマト 200g (フルーツトマトと呼ばれる完熟した小粒のトマト)
グラニュー糖 100g
水 少々
ペクチン 4g
レモンジュース 10g |
|
バナナとチョコレートのジャム
バナナ 200g
チョコレート 100g
グラニュー糖 100g
水 少々
ペクチン 4g
インスタントコーヒー 少々 |
|
りんごとパイナップルのジャム
りんご 100g
パイナップル 100g
グラニュー糖 100g
水 少々
ペクチン 4g
ミントの葉 少々 |
|
グラニュー糖とペクチンをよく合わせます。
よく混ぜないとダマになってしまいます。
水気のない素材に ペクチンを加える時には
水に溶かしたペクチン(グラニュー糖入り)を加えます。 |
|
かき混ぜながら溶かし 鍋で一旦沸騰まで加熱します。
素材と合わせ使います。
素材の水分が多い場合は、フルーツのピューレに
直接グラニュー糖とペクチンをよく合わせた物を
加えても問題はありません。 |
|
ちょっと水分の少ない かぼちゃとアンズのジャムは
少しの水分にグラニュー糖とペクチンをよく合わせた物を
素材に加え フードプロセッサーでピューレ状にします。 |
|
バニラを加え 鍋で加熱します。
底、周りのスミを丁寧にヘラでこすりながら
煮詰めていきます。
火加減は、焦げない程度に強めの火加減です。
弱火で長い時間加熱し続けると 色が悪くなってしまう場合も
ありますのでご注意です。
煮詰めていく時にアクが浮いて出た場合は、
レードルですくって取ります。 |
|
ヘラを使ってジャムをたらしてみて
煮詰めの度合いを判断します。
写真位の粘りで糖度50度前後に設定できます。
50度以下だと 日持ちが悪くなってしまいます。 |
|
■FMヨコハマでご紹介したジャムは、こちらです。
トマトとレモンのジャム
トマトは水気がありますので ペクチンを溶かす水は、
少なめに設定します。
フードプロセッサーで素材をピューレ状にして煮詰めます。 |
|
バナナとチョコレートのジャム
バナナとチョコレートは水気がありませんので
水は多めにしてペクチンを溶かします。
フードプロセッサーで素材をピューレ状にして煮詰めます。 |
|
ペクチンが入ったいろんな素材を煮詰めていくと完成です!
ペクチンの固める力には砂糖の糖分と酸っぱさが必要です。
極端に甘くないジャムは作れませんので注意しましょう。
(煮詰めましょう)。
いろんな素材の組み合わせを 試してみてくださいね! |