カスタードプリンを焼くコツ

プリンをじょうずに焼くコツです。
配合は、お菓子の本等に載っているスタンダードなもので作ってください。

事前にカップにカラメルを敷いておきます。
砂糖に浸るぐらいの水を入れ コンロにかけて焦がします。
もう良い色かなと思うちょっと前に火から下ろし
鍋の底を水に一瞬つけて 焦げが進むのを止めます。
少量の水を入れても良いです。

カラメルをスプーンですくって流し入れます。
器の周りにカラメルが付かないように注意します。
生地を冷蔵庫で一晩寝かします。
アクが表面にうっすらと出てきています。
そのまま焼くとプリンの表面のテリがなくなります。

そのためアク取りをします。
そっと冷蔵庫から生地を出して・・・
紙を表面にソッと載せ 四隅を持って引き上げます。
アクが残っていたらボールを軽くたたき
アクを中心に寄せた後 上記の作業を繰り返します。
アクが取れた生地をゆっくり一度かき混ぜ
器に流し入れます。
 
ポイントは継ぎ足して入れない事。
最初に入れてから時間がたつとカラメルが
溶けだしていますので 継ぎ足すと茶色のプリンに
なってしまいます。

焼き方は、湯煎で蒸し焼きをするわけですが
底にはボール紙を敷いて 下火が強く入らないようにします。
こぼれない様にソ〜っとオーブンに入れます。
温度は160〜170℃位です。

最初に入れる湯煎の水の温度にもよりますが
焼き上がる時間は1時間弱です。
30分位たち 表面が固まってきた時点で湯煎の中に
氷を少し入れます。

温度がかかる器の周りからプリンは焼けていきますが
湯煎の温度を少し下げて周りが焼けすぎるのを防ぎます。
中心部に火がゆっくりと平均して入る事を心がけます。

そうしないと中心部に火が入るまでに
周りに火が入りすぎ「す」が入ってしまい食感が
非常に悪くなってしまいます。
焼き上がりです。
ツヤと「す」が入っていない表面をご覧ください。
一晩たつとカラメルが戻り ソース状になります。

簡単そうで奥が深い「プリンの焼くコツ」でした。

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