タルトタタンの作り方&レシピ

酸味のあるリンゴ「紅玉」が出回る季節。
鍋を使って作る焼きリンゴのケーキです。
元々は失敗作から生まれた一品です。

鍋の大きさは、15pです。

紅玉リンゴ 4個位
グラニュー糖 20g位
無塩バター 20g位
シナモンパウダー 少々(お好みで)
リンゴの芯をとり1/16位の大きさにカットします。
酸味のないリンゴを使う場合は
レモン汁で酸味を加えます。

鍋の底にバターを敷きます。
その上にグラニュー糖をふりかけます。
レシピの砂糖の量は目安ですので
お好みで加減してください。
グラニュー糖を鍋に広げて敷き詰め
リンゴを入れます。 
火にかけ 煮詰めていきます。
フルーツの味を活かしたいときはグラニュー糖を
使います。(クセがない為)
フタとしてアルミホイルを使いました。
火加減は細火で 煮詰めていってください。
 
ちなみにスポンジを焼くときは、上白糖を使うと
シットリと焼けます。(果糖が入っている為)
煮ていくと鍋の縁は こんな状態です。
大きなあぶくが出ています。
煮詰まってくると 泡の大きさが小さくなり
だんだんと出なくなってきます。

この状態になったら火を止めます。
折りパイを鍋の大きさより一回り大きく伸ばします。
十分に寝かして準備しておきます。
煮詰まった鍋にクレームダマンドを
一台に付き100g程度絞り その上に
伸しておいたパイ生地を乗せます。

●クレームダマンドの作り方
200度程度のオーブンに入れて焼きます。
下火が強く、上火は弱くが基本です。

だんだんとパイに焼き色が付いてきます。
上記程度の色がついてきたら 先ほどの
アルミホイルを乗せます。

パイに焼き色を付けすぎないようにして
乾燥焼き段階にする為です。
鍋の脇を見ると底の焼き色が想像できます。
この程度の色になったらオーブンから出します。

「焼き過ぎ・・・!」っと思ったら鍋の底を冷水にあて
冷やします。
余熱で更に焦げすぎないようにする為です。
冷水でいったん しっかりと冷やします。
完全に冷めてしっかりと固まったら
強火のコンロ(ガス台)にかけます。
表面だけを溶かす訳です。
 
弱火だと全体が温まってしまい
形が崩れてしまいます。
鍋をゆすってケーキと鍋をはく離します。
ひっくり返して鍋からはずします。
焼き色が足りない場合は キャラメリーゼしましょう!
カットは 包丁をコンロで熱しておいて
ケーキの表面を溶かしながら切ります。
完成です!
 
キャラメリゼされた 美味しそうな焼き色です。
「タタン兄弟」がリンゴを鍋で煮ようとして 
火を消し忘れてしまった・・・
その結果 誕生したケーキです。

http://www.la-fontaine.co.jp
Copyright(c)Depuis2000 Fontaine S・A  All rights reserved.