いちごの季節もそろそろ終わりの
06年5月上旬に神奈川県海老名市河内にある
「いちご農園」さんに 苺研修に行ってきました。

当店から車で30分。
以外に近い場所でも 苺農家さんはあります。

もちろん業者さんを通して 海老名のいちごを
当店でも使わせていただいております。


天気は薄曇、、、ちょっと蒸し暑い一日でした。
当日の様子をご紹介しますね。
最初に案内された「ガラスハウス」です。
ビニールハウスとは異なり しっかりとした作りになっています。
大きな大きな温室です^^ さっそく中へ入ってみました。

こちらの農家さんは、代々続く農家さんで 昭和11年から先々代がはじめたそうです。
その後戦時中は、国から停止命令が出て 苺生産がストップした事もありましたが
現在 苺はもちろん、アールスメロン、お米も作っている農家さんです。

▲画像をクリック、大きな画像をご覧いただけますよ!
中に入った様子です。
圧巻です!!!苺の苗が延々と続いています。

土を盛り上げ黒いビニールシートがかぶせてあり
盛り土の中心に 苗が均等に植えられています。

黒いビニールをかぶせる事により 土の温度を上げ
生育に良くなる条件にしているそうです。

また成った苺が土(水)に触れないため 傷む事もなく
きれいな苺が栽培されています。

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苺の花です。
直径2cm程度の白いカワイイ花でした。

中心部にめしべ。回りにおしべが囲みます。

苺の花は 株から伸びてきた「ランナー」と呼ばれる
つる状のつたの先に咲きます。

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これが「ランナー」の先端写真です。

ちょっと葉っぱも出ていますね。

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もうちょっと生育すると 葉っぱがしっかり出てきます。
その中でも中心部で最初に咲く花が
一番最初に実を付けます。

その後回りににも花芽が付き 咲き始めます。

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最初に咲いた花は 一番大きな実になります。

2〜3番目の花の実は、だんだんと小さな実になります。
けっして長く育てたから大きな実になるわけでは
ないそうです。

そこへ蜂が。。。

受粉です。ハウスの中には常時10000匹程度の蜂が
飛んでいるんですよ。

人工的に受粉はさせないで 蜂さんが頼りです^^
蜂が飛んできて きれいにまんべんなく受粉しないと
下の写真の苺のように いびつな形の苺に
なってしまうそうです。

このため苺栽培にとって 「蜂」の存在は、重要です。

花が咲き受粉可能な時間は、3日間くらいと言われています。
その間に蜂が飛んできて 受粉しないと実がなりません。

いかに効率よく「蜂」が飛んでくれる環境を作るかが
ポイントになってきます。

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受粉しなかった部分が成長しなかったため 白く凹んで
しまった苺の見本です。

人間がやると上の写真のように
きれいな形にはならないそうです。
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